ベトナムのマーケットに行きますと、時々「何じゃ、これ???」と、叫びたくなる ような、面白・可笑しい商品が売られております。今回は、そのような商品をいくつか紹介したいと思います。
—アメリカ兵愛用のジッポーライター
観光客への土産コーナーにて売られておりますのが、この中古のジッポーライター。お店のおばさんの話では、「このライターは、ベトナム戦争中(1960-1975)にアメリカ兵が愛用していたライターだよ。持主は、戦闘で死んじゃったんだろうね…」との ふれ込みです。
当のライターには、アメリカ兵の洒落たジョークが刻まれております。例えば、 「If I die, Please bury me on my face downward. And I can kiss to the earth (俺が死んだら、うつ伏せに埋めてくれ。そうすりゃ、地球とキスして死ねる)」 「One thousand marines will shit today and wipe their ass with green beret (今日、千人の海兵隊員が用を足すだろう。そして、彼らのグリーンベレー帽できれいに拭かれるだろう)」
しかしこのライター、よく見ますと比較的に新しく、どう見ても30年以上前に使われていたライターには見えません。そうです、実はこのライターのほとんど全てがニセモノなのです。普通の中古のジッポーライターにデザインが施されただけ。リアルさを出すためにお店の裏で子供達が踏んづけてはキズをつけているのを見ることもあります。とはいえ、ライターとしては十分に機能し、手ごろなお土産として、売れ行 きは抜群のようです。お値段は1個約400円程度。

—子供用ミニバイク
さすが、バイク大国ベトナムです。子供が遊ぶ乗物までがバイクです。確か、日本では「子供用の車」はよく売られていたと思いますが、バイクとなると…記憶に御座いません。このミニバイク、よく見ますとベトナムの売れ筋のバイクそっくりに作られており、ホンダ社の「スーパードリーム」「スペーシー」のパクリである事が一目瞭然です。ベトナムでは、高級バイクに乗っていることが、女の子にもてる為の不可欠条件。ゆえ、ベトナムの保育園に行きますと、男子園児がこのミニバイクに乗って女子園児を ナンパしている風景が見られます(すみません、嘘です)。

—停電時用ヘッドライト
停電の多いベトナムでの筆頭アイテムはこの「停電時用ヘッドライト」。乾電池2個で24時間持続、LED照明の優れもの。停電時にこれを付けて仕事・勉学に励むのです、と言いたいところですが、実際に停電になると「あー、停電だから仕事が出来ない。今日はおしまい。家にかーえろ」というのが実情。お国柄、二宮金次郎のような 勤勉家はこの国には馴染まないようです。
この停電時用ヘッドライトは、マーケットで売られているのですが、実際にベトナム 人が付けているのを見たことはありません。ひょっとして、これを買ったのは私だけ でしょうか!?


