日本にも横浜と神戸にチャイナタウンが有りますが、ホーチミン市にも華人が約50万人暮らしているため、同様に、チャイナタウンがあります。18世紀頃に華人が暮らし始め、今では、5区を中心として近隣の区の一部を含めた地域に広がっています。通常「チョロン」と呼ばれますが、「チョロン」とは、「大きな市場」という意味で、中心にあるビンタイ市場だけを指すものでした。が、いまや全体の地区を表すようになりました。そこには、中国道教寺院が残存し、その周りに数々の商店がひしめきあっています。もちろん、漢字の看板も多く、、中華料理店がたくさんあり、一味違ったベトナムを味わうことが出来ます。
●(ビンタイ市場)
1930年に中国潮州から来た人間(クアック・ダム)が沼地を開墾し、市場を開いたとされている。彼は、後に大富豪となり屋敷も残っている。ここには、雑貨・食料・衣類の卸売り問屋が多く、あまり単品では売っていない、狭い店舗にびっしりと商品が並べられており、中はまるで迷路の様。

●(天后廟)
1760年に、中国福建省出身の人たちによって建てられた。航海の安全を祈願するもので、守り神“天后聖母”が祭られている。天井に渦巻き型の線香がいくつも下げられていることでも有名。ちなみにこの線香は、6,000ドン(約45円)で購入可能。

●(サータイ市場)
昔ながらの建物に囲まれている市場、映画「ラマン」で使われた家もこの一角にある。

●(関帝廟)
「三国志」の関羽を祭る有名な寺。この他にも、まだまだ色々な見所が有ります。昼間にビンタイ市場や道教寺院を筆頭に、混沌としたこの街並みを散策し、夜は‘中華料理にビールで一息’なんて如何でしょうか。


