●統一会堂
1873年着工した別荘で、かつてはノロドム(カンボジアの王朝名)宮殿と呼ばれていた。1954年に故ゴ・ディン・ジェム大統領により大統領官邸とされ、1963年に改築し、独立宮殿と名づけられた。延べ床面積2000m2、五階建ての宮殿内には大小100室が備わっている。1975年4月30日解放軍による宮殿のゲート突破によりサイゴン政権は陥落した。解放後、市管理軍委員会の事務所となり、1975年12月国家統一協商会議が開催された。その後独立宮殿は、統一会堂と改名、一般公開された。

28 Vo Van Tan
7:30-11:00 13:00-16:00 無休 入場料5万ドン
●戦争証跡博物館
1975年9月に設立された当初は、アメリカ-傀儡戦争犯罪展示館と呼ばれていた。館内には、民衆を惨殺、拷問、流刑したり、枯葉剤を散布したり、北部ベトナムを爆撃した、アメリカ、傀儡政権の現物、写真を陳列している。飛行機、大砲、戦車、ギロチン、「虎の檻」と呼ばれたコンダオ島牢獄の複製2部屋も置かれている。その他、西南国境戦争(対カンボジア戦争)、北方国境防衛戦争(対中国戦争)、長沙・南沙(スプラトリー諸島)問題、敵対勢力の陰謀などについても展示している。博物館外では、土産屋、ベトナム民芸品展示コーナー、水上人形劇上演室などがある。当館の設立後20年にわたり内外多くの参観者が訪れているが、最も多いのはアメリカ人観光客である。 クチの地下道 市中心部より北西70キロ離れたクチ県フーミーフン村にあるクチの地下道は、ホーチミン市で最も有名な革命史跡である。地中深くに、多くの交差、連結をめぐらした地下道網には、台所、食堂、寝室、会議室、手術室、矢倉が設けられている。抗仏戦争当時は、約17kmだった地下道が、1960年以降には全長250kmまで発展していった。地下3階の構造で、最も深いところは地下10mもある。現在この革命史跡は、内外の見学客で賑わう行楽地となり、射撃場も隣接している。また敷地内には1995年12月19日に完成した戦没者慰霊堂がある。本堂内の石碑には、サイゴン、チョロン、ザーディンで戦死した 41,447名の犠牲者の氏名が刻まれている。

28 Vo Van Tan
7:30-11:45 13:30 – 16:45 無休 料金1万ドン
●歴史博物館
建築士Delavalにより北京の頤和園(中国清代の夏離宮)をモデルに建てられ1929年1月1日に完成した。当初はBlanchard de la Brosse博物館と呼ばれ、主に美術品が展示されていた。1954年よりサイゴン国家博物館と改名されベトナム、チャム、クメール、中国、日本、各少数民族の美術品が展示されていた。1979年にホーチミン市歴史博物館、さらにその後ベトナム歴史博物館と改名された。現在一万七千点にのぼる貴重な古物を原始時代、雄王時代、李朝、陳朝、黎朝、西山朝、阮朝と時代順に陳列している。またベトナムの祭祀具、東南アジアの仏像、ベトナムおよびアジア各国の陶器、オクエオ文化、チャンパ文化について展示している。第五区界隈で発掘されたミイラの展示室もある。

2 Nguyen Binh Khiem
8:00-11:30 13:30-16:30 無休 料金1万ドン
●動植物園 (2B NGUYEN BINH KHIEM, DIST.1)
フランス人熱帯植物研究者であるJ.B.Louis Pierreによって1865年に造営された動植物園は、世界で8番目に古い動物園で、国内およびインド、タイ、ラオス、カンボジア各国から集められて貴重な植物(ココア、コーヒー、バニラ、Jardin Acclimaterと呼ばれる砂糖黍など)が植えられ、珍種の動物も飼育されている。現在20haの敷地内では、125種類の590頭の動物、260種の1800本にのぼる樹木、23種の国内蘭、33種のサボテン、34種の盆栽を見学できる。

2 Nguyen Binh Khiem
8:00-11:30 13:30-16:30 無休 料金1万ドン
●美術博物館 (97A PHO DUC CHINH, W. NGUYEN THAI BINH, D.1)
1991年より開館。建物はもともと華僑豪商の社屋だった。1階は内外の現代美術品、2階は内外の現代絵画と彫刻、3階は7世紀から20世紀にかけてのベトナム美術品、7世紀から17世紀にかけてのチャンパ、オクエオ美術品、17世紀から20世紀に至るベトナム骨董品を展示している。

97 Pho Duc Chinh
8:00- 11:00 13:30-16:00 月曜休館 入場料無料
●ホーチミン市革命博物館 (65 LY TU TRONG DIST.1)
1890年に建てられた当初は、南部ベトナム特産物展示場だったが、後に南ベトナム総督の私邸とされた。日本軍の占領期には蓑田総督の私邸として使われた。1963年11月1日ゴ・ディン・ジェム大統領とゴ・ディン・ニュー大統領顧問がこの嘉龍宮殿の地下道を通じてクーデターの追っ手から逃走した。グェン・バン・チュー大統領の時代には、最高裁判所として使われたが、1978年8月より革命博物館として利用され、サイゴンの歴史、抗仏・抗米戦争関連資料を展示している。

65 Ly Tu Trong
8:00-11:30 13:30 _ 16:30 月曜休館 入場料1万ドン
●ホーチミン市人民委員会庁舎
1871年よりフランス統治政権はこの場所に市役所建設を立案したが、1896年に建築士Gardesの設計を選定、1898年にLailhacar社に発注して、仕上げは美術家Bonnetに依頼して、1908年に完成した。1954年からは旧サイゴン政権の都庁となったが、1975年4月30日以降ホーチミン市人民議会と人民委員会の庁舎として使われている。


