グローバル化が進む中、各国の外国語教育事情というのは気になるところです。
さて今回の質問は?
ベトナムでは外国語で何が一番勉強されているのか?英語?日本語?
1980年代以降ベトナムにおける教育システムではロシア語が初等教育から普通教育にかけて7年と12年の2つの過程に従って教えられてきた。1990年以降現在までグローバル化の進展の中でベトナム教育訓練省は考え方を変えて、学校教育においてロシア語を英語に切り替え、英語を必修科目にした。学校と学校のレベルによって英語の必修取得レベルは異なる(普通教育に従った7年と12年の過程がある)が、生徒のなかで英語専修コースも設けられ、優秀な生徒は全国英語コンテストに参加する 者もいる。
グローバル化進展の中でベトナム経済も徐々に変化している。外資合弁会社、外資独資会社の数が増え、外国語レベルが高い労働者の需要が高まっている。英語が世界的に普及している言語である故、各大学も英語講習コースを開設するだけでなく、学生たち自身が学外の外国語センターや外国語大学の専修コースなどを受講してスキルアップをはかっている。現在幼稚園から大学まですべての学校で英語の授業がある。特に都市部では英語学校が激増し、英語の試験や検定書発行などが行われている。
英語に続いてフランス語も普及している言語としてみなされている。
1930〜1940年代まではベトナム全土がフランス植民地制度の支配下にあり、学校ではフランス語が教えられていた。その当時から現在までフランス語が使えるベトナム人は維持されているばかりでなく国際化の趨勢のなかで増加しているのである。特にベトナムがフランス語圏国家連合に加盟してからベトナムにおいてはフランス語が流行の外国語になっている。普通教育におけるフランス語も全国レベルのコンテストが行 われている科目である。
以上に述べた他の外国語については、時期により外国投資の増加によって、雇用の機 会に応じて、それぞれの外国の言語学習ブームが起こっている。
日本の投資がベトナムに押し寄せてきてから、日本語を学ぶベトナム人も急増した。 貿易大学の日本語クラスは1〜2クラス(1クラス25名)だが、最近では4~5クラス/年 開講している。しかも1クラス30人に増員している。
中国人がビジネスもしくは旅行で訪れるようになってから、外国語講習センターでは、中国語クラスが激増した。韓国のファッションや映画・ドラマ、製品がベトナム市場に流入してから韓国語学習熱が高まった。こうした時流は、カラオケに行くとベトナム語や英語だけでなく日本語、中国語、韓国語の歌もある現象にも反映されている。
在学中の学生にとっては、ある外国語が該当する国の留学制度や奨学金制度を目当てにすることもある。かつてはファシストの国家があった国の言語と忌み嫌われていたドイツ語が、いつの間にか西欧留学のための手段として使われるようになっているの である。
上述したことは、外国語の学習の動機となっているいろいろな理由の一部であるが、いずれにせよ積極的な面がある。外国語を学ぶことによって異なる国、民族についての理解を拡げることになり、国際化、グローバル化の趨勢に適応している。なぜなら 外国語は各民族の和合・親睦、相互の進歩を助長するものであるから。
なるほど!ベトナムでは大変積極的に外国語教育をとらえていることがわかりました。日本もぼやぼやしてはいられませんね。




