ビーテルズがハノイについにやって来ました。え!「テ」と「ト」を間違えて、「ビートルズ」じゃないの?しかも、ビートルズって、とっくの昔に解散してるんでは?、、、、という声が聞こえてきそうですが、やって来たのは、オーストリアから来たビートルズのコピーバンド「ビーテルズ(BEATELS)」でした。コピーバンドとは言え、あなどる無かれ!既に全世界でライブをこなし、ビートルズ発祥の地「キャバーンクラブ」でも演奏を行い、地元っ子にも認められたスーパーコピーバンドなのです。(私も、彼らが来て、WEBで見て初めて知ったのですが)
まだまだベトナムは金銭的に余裕の無い国です。おそらく高いチケットを払える人が多くないからなのか、めったな事ではスーパースターはやって来ません。マイケルジャクソンもマドンナも、ワールドツアーを何度も行っても、ベトナムには来てくれません。15年ほど前に、奇跡的に「カントリーロード」の故ジョンデンバーが来てくれたぐらいでしょうか。ゆえ、今回のビーテルズの来越は、ハノイっ子達を沸かせてくれました。
最前列席VND300,000(約1,600円)のチケットを、会場前にいたダフ屋からVND100,000(約550円)で購入(安っ!)。「19時開場、20時公演」との案内でしたが、私が着いたのは20時20分。既に始まってると思いきや、会場は観客整理の真最中。ビーテルズもベトナムタイムに合わせているようです。約40分遅れで始まったコンサートのオープニングは「プリーズプリーズミー」。グレーのスーツにネクタイ、60年代初頭の優等生ルックスでの演奏です。完全なコピーを目指しており、ビーテルズの4人がそれぞれビートルズのジョン、ポール、ジョージ、リンゴの4人を演じて、ボーカルも各々で担当する凝り様です。ただ、残念なのはリンゴ役のドラマーが私より太っていた事でした。前半1時間はビートルズ初期のロックンロールナンバーが中心。「ツイストアンドシャウト」では雰囲気も絶好調に達し、シャイなハノイっ子達が踊り狂っておりました。
休憩を挟んでの後半、衣装替えも新たに今度はサージェントペパーズのカラフルな服装での登場です。後半はビートルズ後期のナンバーが中心。「オールユーニードイズラブ」「ストロベリーフィールズ」など、ライブでは難しい曲は生演奏でなくテープでやりこなし、なかなかのお手並みです。「レットイットビー」「ドントレットミーダウン」は、ベトナム人にもよく和むメロディーなのでしょう。会場も大合唱となりました。
たっぷりと楽しんだ2時間でした。今度は、本物のスーパースターがベトナムにやってくる事を望みます。




