アジアインドアゲームズ大会がベトナム・ハノイにて開催されました、と言っても、そのような大会があることも、そしてハノイにて開かれていた事を知っている人もほとんどいないと思いますので、あらためて説明いたします。
同大会はアジアオリンピック評議会により2年に1度開催されるスポーツ競技大会です。すでにバンコク、マカオにて開催され、今回で3回目。アジアより42カ国、約2,500人の選手が参加。24の競技種目が行われ、フットサル、ムエタイ、カバディ、ボーリングなど、通常のオリンピックにはない、少々マイナーなスポーツが中心となっております。ライオンダンスという、正月の獅子舞踊りのようなユニークな競技や、ビリヤード、チェス、電子ゲームなど、これスポーツ?と言いたくなる競技まであります。
ベトナム最大の競技場「ミーディンスタジアム」にて開会式が行われました。国旗を持った各国選手団の入場行進、聖火ランナーによる点火など、まさにオリンピックそのものです。マスゲームのみごとさは、有名な北朝鮮のそれにも負けないものだったと思います(下記写真)。

*競技観戦・カバディ
たくさんの競技を観戦したかったのですが、残念ながら日中は駐在員としての激務に追われており、観戦できたのはカバディ1試合のみでした。
ちなみに、カバディとはインド周辺にて盛んに行われているスポーツで、7人対7人のチームゲーム。二手のコートに別れて、1人の選手が相手コートで相手選手にタッチしたあと、捕まらないで自分のコートに戻ってくればポイントになります。まさに「鬼ごっこ」をルール化したようなスポーツです。
私の観戦したのはインドVSバングラディシュ。どちらの選手も、浅黒く、ひげをはやして、ギョロリとした目、180cmを超える巨体で迫力満点です。
一方、観客はと言いますと…、近所の学校から先生に引率されてきたと思われる中・高校生、プレス関係者、インド大使館関係と思われる一団などなど。ハノイで行われるインド・バングラディシュのカバディの試合を見るという変な日本人は、私だけだったと思います。
試合内容は壮絶!!1人の選手が相手選手にタッチした瞬間、タッチをされた選手がラグビーばりのタックルで相手選手を捕まえ倒してしまうという、格闘技さながらの競技です。「こんなに真剣に鬼ごっこをやる大人がいたなんて…」と、新鮮な感動を覚えました。

*各国のメダル獲得数
大会は10日間にわたって行われ、無事に閉会しました。さて、気になる参加42カ国のメダル獲得数が発表されましたので、主だった国のみ私のコメントとともに列記いたしました。
金 銀 銅 メダル合計
1位 中国 48 25 19 92
(国力、北京オリンピックの実績から見ても1位は当然でしょう)
2位 ベトナム 42 30 22 94
(おいおい!北京オリンピックでは銀メダル1個だけだったのに、ホスト国だから2位?)
3位カザフスタン 21 16 21 58
(カザフスタンという名前は知ってるけど、私自身、どこにあるかもよく知らない国が3位?)
6位 韓国 16 14 16 46
(オリンピック、ワールドカップであれだけ活躍している国なのに、たったの6位!?)
11位 日本 5 9 9 23
(コラ!気合いはいっとるんかい?ガンバレ日本!)
以上、少々いびつな感じがするメダル獲得結果でした。
何はともあれ、今回の大会は大成功をおさめ、2009年度ベトナム・スポーツ界10大ニュースのトップを飾りました。ハノイが一歩、北京に近づいたのではないかと思います。いつかは、ハノイで本物のオリンピックが開かれることを望んでいる私です。

