ハノイの旧市街に行きますと、日本ではまずお目にかかることのない、ユニークな楽器が売られているのを目にします。今回は、それらの楽器を紹介したいと思います。
*サオチム(鳥笛)
アルミ製。非常にシンプルに出来た、吹くだけの笛です。笛の前方部を上下させると、音程が移動します。このため音が、「ピーヒョロロー」と、鳥が歌うような愉快な音が出てきます。お値段は1個VND10,000(約50円)。この笛を吹くと、ハノイの空を飛んでいるスズメ、ヒバリ達が集まってくるので、本当に不思議です(ウソ!)。

*コック(ガマガエル木魚(もくぎょ))
一見すると、ただのガマガエルの木の彫り物です。ポイントは、ガマガエルの背中にあるギザギザ。このギザギザを桴(ばち)でなぜますと、「ゲコゲコゲコゲコ」と、本当にガマガエルが鳴くような音が出ます。楽器と言うよりは、、、ユーモア商品と言ったところです。

*ダンモイ(唇楽器)
何とも珍しい楽器です。歯でくわえて、指で弾くと、振動で「ビーン、ビーン」と心地の良い音がします。少し歯ぎしりをしたり、唇を当てたりすることで音にバリエーションが出ます。この楽器、オーケストラのどういう位置をパートするのか、ソロ楽器として何か演奏できるのか、ただの子供のおもちゃなのか、少々理解に苦しむ楽器です。

*サオムイ(鼻笛)
鼻息で吹く珍しい笛です。「口でなく、わざわざ鼻で吹くメリットはあるのか?」という疑問がありますが、この笛、口で吹く笛とは構造が違います。鼻息が鼻笛を通して口に達し、口から音が出るのです。丁度、コカコーラの空瓶を横から息を吹いて音を出すのと同じ要領です。また、口を開閉したり舌を丸めたりすることで音も調整できます。息を吸うときには、木材で出来た鼻笛の香りも楽しめます。

日本には鼻笛協会( http://hanabue.jimdo.com/ )まであるようですので、侮ることも出来ません。お値段は1個VND40,000(約200円)。
アジアインドアゲームズ大会がベトナム・ハノイにて開催されました、と言っても、そのような大会があることも、そしてハノイにて開かれていた事を知っている人もほとんどいないと思いますので、あらためて説明いたします。
同大会はアジアオリンピック評議会により2年に1度開催されるスポーツ競技大会です。すでにバンコク、マカオにて開催され、今回で3回目。アジアより42カ国、約2,500人の選手が参加。24の競技種目が行われ、フットサル、ムエタイ、カバディ、ボーリングなど、通常のオリンピックにはない、少々マイナーなスポーツが中心となっております。ライオンダンスという、正月の獅子舞踊りのようなユニークな競技や、ビリヤード、チェス、電子ゲームなど、これスポーツ?と言いたくなる競技まであります。
ベトナム最大の競技場「ミーディンスタジアム」にて開会式が行われました。国旗を持った各国選手団の入場行進、聖火ランナーによる点火など、まさにオリンピックそのものです。マスゲームのみごとさは、有名な北朝鮮のそれにも負けないものだったと思います(下記写真)。

*競技観戦・カバディ
たくさんの競技を観戦したかったのですが、残念ながら日中は駐在員としての激務に追われており、観戦できたのはカバディ1試合のみでした。
ちなみに、カバディとはインド周辺にて盛んに行われているスポーツで、7人対7人のチームゲーム。二手のコートに別れて、1人の選手が相手コートで相手選手にタッチしたあと、捕まらないで自分のコートに戻ってくればポイントになります。まさに「鬼ごっこ」をルール化したようなスポーツです。
私の観戦したのはインドVSバングラディシュ。どちらの選手も、浅黒く、ひげをはやして、ギョロリとした目、180cmを超える巨体で迫力満点です。
一方、観客はと言いますと…、近所の学校から先生に引率されてきたと思われる中・高校生、プレス関係者、インド大使館関係と思われる一団などなど。ハノイで行われるインド・バングラディシュのカバディの試合を見るという変な日本人は、私だけだったと思います。
試合内容は壮絶!!1人の選手が相手選手にタッチした瞬間、タッチをされた選手がラグビーばりのタックルで相手選手を捕まえ倒してしまうという、格闘技さながらの競技です。「こんなに真剣に鬼ごっこをやる大人がいたなんて…」と、新鮮な感動を覚えました。

*各国のメダル獲得数
大会は10日間にわたって行われ、無事に閉会しました。さて、気になる参加42カ国のメダル獲得数が発表されましたので、主だった国のみ私のコメントとともに列記いたしました。
金 銀 銅 メダル合計
1位 中国 48 25 19 92
(国力、北京オリンピックの実績から見ても1位は当然でしょう)
2位 ベトナム 42 30 22 94
(おいおい!北京オリンピックでは銀メダル1個だけだったのに、ホスト国だから2位?)
3位カザフスタン 21 16 21 58
(カザフスタンという名前は知ってるけど、私自身、どこにあるかもよく知らない国が3位?)
6位 韓国 16 14 16 46
(オリンピック、ワールドカップであれだけ活躍している国なのに、たったの6位!?)
11位 日本 5 9 9 23
(コラ!気合いはいっとるんかい?ガンバレ日本!)
以上、少々いびつな感じがするメダル獲得結果でした。
何はともあれ、今回の大会は大成功をおさめ、2009年度ベトナム・スポーツ界10大ニュースのトップを飾りました。ハノイが一歩、北京に近づいたのではないかと思います。いつかは、ハノイで本物のオリンピックが開かれることを望んでいる私です。
ベトナム2009 |
投稿者: web-master
12月
09
2009 年
仕事が終わり、ほっと一息つくころ、気の合う仲間とお酒を飲みたくなってくるものです。ハノイには、そんな人達の為?の飲みながら語れる同好会があります。
今回は、私が参加しましたいくつかの夜の同好会を紹介したいと思います。
*68会
1968年生まれの人達の会、干支(えと)をとりまして別名「おサルの会」とも呼ばれております。同い年ばかりが集まり、完全なる無礼講(ぶれいこう)!子供のときに見たテレビ番組、マンガ、アイドルスターなど、出身は違えど、皆が似たような思い出を持っており、話すネタは尽きません。「焼酎2L/6人・30分1本勝負」など、過激な企画を用意しながら飲み、「梁山泊もかくのごとしや?」と言ったところです。働き盛り40歳の憩いの場、童心に戻れる数少ない場なのであります。
他にも67会、69会といった年度違いの会があり、対抗ゴルフコンペなども催されております。
*広島県人会
「世界で最初に被爆した広島に生まれた広島県人として、この悲劇を風化させること無く、恒久なる世界平和のために全人類にメッセージを、、、、、」といった、崇高(すうこう)なる精神を持って参加されている人は、、、ほとんど、、いないのではないかと思われます。
とにかく広島出身の方なら、誰でも参加して、一緒に楽しくお酒を飲みましょう!という気軽な集まりなのです。広島出身でなくても、「広島カープが好き」ということでも参加可能。いえいえ、そうでなくても、私は広島に行った事も無く、広島カープを応援した事も無いのですが、なぜか参加できております。ほんと、アバウトで、居心地の良い会です。
*新月会
私の母校「関西学院大学」出身の人が集まる会です。かつては勉強をし、スポーツに励んだ、愛着のある学校を出てきた者同士です。この会は、会社の上司・部下という様々な利害のからまった関係で無く、先輩・後輩という青臭い関係で成り立っております。「この先輩の為ならば、、」「後輩の為に一肌脱ぐか、、」といった義理人情は大事なものと思います。
会の締めくくりには、関西学院大学の校歌「空の翼」を一目をはばかることなく高らかに歌い、青春時代の一時を思い出させてくれる会なのであります。
*愛妻(あいさい)会
ベトナム人を妻に持つ人達の集まる会です。
恥ずかしいネーミングなのですが、これはホーチミンに「恐妻(きょうさい)会」という、同じ趣旨の会があるのに呼応してのものです。
さすがにベトナム人を妻に持つだけあり、ベトナムに図太く・根強く生きている人達が多いです。また、境遇が同じだけに、同じような悩みを持っている事も多く、真剣な人生相談会となる事もしばしばです。
この会では、夜の9時頃になると、嫉妬(しっと)深い、、いえ、夫思いのベトナム人妻より「あなた、どこにいるの?」のチェック電話が各人にかかってくるのが特徴です。「あー、稲垣さんに電話が入った!次は誰かな?」などと、皆、結構楽しんでおりますが、、、。
妻よりの電話のプレッシャーが大きい為、2次会がほとんど無いのもこの会の特徴です。うーむ、まさに愛妻会です。

ベトナム2009 |
投稿者: web-master
10月
22
2009 年
今回は、少々「下々」のお話で失礼します。

上記の掲載写真、ベトナムのレストランで撮影したもの。大便器と男性用小便器が並んでおります。日本では、大便器と小便器が仕切りなしに並んでいるという光景はまず目にしたことがありません。
一体、この「仕切りなし」の意味するところは何でしょうか?
1 ベトナムでは男性用トイレと女性用トイレの区別が無く、男女が同時に用を足せるように配慮されたものである。
2 ベトナムの、臭い仲の男性二人が一緒に用を足すためのトイレである。
はて、いずれも違います。どうやらこの配置は、「ずぼら」なベトナム人男性のためにあるようです。ベトナムでは、男性が小便を行う際に、便座を上げるという習慣が定着していません。便座が下がったまま小を足すので、当然、次に大便をしたい人が大迷惑をこうむる事になります。だから両方ちゃんとなせるように大と小を一緒に、だけど、別々に置いたわけです。苦肉の策ですね。

さて、上の写真の便器にも問題有り。今度は、便座が外されているトイレです。「便座なしトイレ」の意味するところは、何か?
案の定、「小を足すのに汚される便座なら、初めから外してしまえ!」という発想のようです。便座を外すのもひと苦労だと思うのですが、便座を家主が外すのか、客が外すのかは不明です。レストランなどでも時々遭遇します。
一方、便座を外してしまったトイレで大便を行う際にはどうするか?ベトナムでは和式スタイルで用を足すのが多い事もあり、また大体のベトナム人は小柄のため、外された外枠に足を器用に乗せて難なく対応出来ています。
しかしながら、体重0.1トンの私には便座が無いトイレは難物です。このようなトイレにぶち当たった際には、四股を踏むお相撲さんのごとく、大股に足を開き…あ、失礼!


トイレの横につけてある噴水機の写真。実はこれ、ベトナムのウォシュレットなのであります。実際、このベトナム製ウォシュレットを使ってみると…。単純な噴水機そのもので、指の手加減で水の勢いを簡単に調整出来ます。水の温度は自然のまま、南国ベトナムの生温かい水なので、逆にそれが適温であり快感を得られます。取り付け費用は、何とたったのVND100,000(約500円)。これでは、日本のウォシュレットが苦戦するのも無理はないかと思われます。
私も、日本に帰ったらベトナムのウォシュレットを取り付けようかな!?
*メイドカフェ
ハノイにも、秋葉原の風が吹いております。開店を迎えたのが、その名も「MOE CAFÉ」。入店した途端、日本同様に「おかえりなーさーい、ごしゅじーんさーまー」と、日本語で出迎えてもらえます。コスプレ衣装の従業員は、ハノイで日本語を勉強している女子大生。少々拙い日本語が、かえってオタク心をくすぐります。メニューはソフトドリンクと軽食だけとシンプルですが、オセロ、人生ゲーム、少女漫画も完備しており、オタク度満点!
日本人ビジネスマンがこの店を開いたようですが、こういった形で日本文化を海外に広めて行くというのは…、ハイ、私は賛成です!
ハノイは萌えている!

*カジノ
社会主義では御法度のはずのギャンブルカジノが、なんとベトナムには存在します。バカラ、ルーレット、大小、ポーカー、スロットマシーン、競馬ゲームと、主だったギャンブルは全てあります。US$1をスロットマシーンに放り込んで、レバーを1回倒すだけでUS$500にまで化けてしまうなど、ギャンブル性抜群。また、ビール、ソフトドリンク、ラーメン、ケーキなどが無料のうえに入場時にUS$50分のチップも無料プレゼントと言う過剰サービスぶりには驚きです。
ただ、カジノはホテルに併設されており、ベトナム人は入場禁止。入場時にはパスポートのチェックまで行われる厳しさです。
こんなに素晴らしいカジノなのですが…「勝った」という人にはハノイでまだめぐり会えておりません。

*北朝鮮レストラン
噂の、美人北朝鮮人に会えるレストラン。日本ではたちまちに行列の出来る店になるはずの店が、ハノイとホーチミンにあります。何でも、北朝鮮の外貨獲得制度のため、中国、東南アジアにこのような店が数件あるようです。従業員は、正真正銘の北朝鮮から来た女性達。言わずもがな、皆美人。青い制服で、愛想良くサーブしてくれます。料理は冷麺、焼肉、ビビンバ、チヂミなど、一般的な朝鮮料理です。客層の多くは、在住韓国人や日本人ですが、韓国の旅行コースに組み込まれているのか、たまに韓国人観光客がやって来ます。
このお店、夜の7時になると様変わりします。青い制服の従業員が朝鮮の伝統衣装チョゴマリに着替えて歌と踊りを披露してくれるのです!「アーリラン、アーリラン」と、一生懸命パフォーマンスすること、約1時間。それを湛えるために店内で花を買って、彼女達にプレゼントする事も可能です。
難点は、従業員が全員歌と踊りにまわるため、その間のオーダーがストップしてしまう事くらいでしょうか。
たまに、若い韓国人男性が熱心に彼女たちに話し込んでいるのを見かけますが、噂通りスマイルで逃げかわしているようであります。



ベトナムでは、日本では普通味わえないものを食べる事ができます。「カブトガニ」もその一つ。日本では、2億年ほど前からほとんど形状を変えていないため「生きた化石」と呼ばれ、天然記念物・絶滅危惧I類にまで指定されています。当然、食する事など到底叶わない生き物です。
外見から察するに、大きな甲には肉がぎっしりと詰まり、カニミソもいっぱい入っているように思われます。道頓堀のカニもカブトガニには敵わないでしょう。まさに、「キング・オブ・カニ」と言った感じです。
というわけで、「カブトガニ」を食そうと向かった地は、ハノイから車で3時間ほどの、海水浴で有名なドーソンというところです。ここには、「Hoang Anh」というカブトガニの専門料理店があるのです。店に入ると、まず、店の裏に案内されます。そこでびっくり!あの絶滅の危機に瀕しているはずのカブトガニが、狭い生簀(いけす)に何百匹も無造作に放り込まれているのではありませんか!こんな光景を日本のカブトガニ保護協会員(そんなの、いたっけ?)が見たら、抗議ものかと思われます。

ぎゅうぎゅう詰めになっている中から活きの良さそうなのを一匹選び、調理が始まります。お値段は1匹VND250,000(約1,300円)で、カブトガニ入りのスープと炒め物が作られます。
さて、目の前で調理が始まったのではありますが…何とも…正直、気持ち悪いのです。活きのいい真っ黒な足がワシャワシャと動き、映画で見たエイリアンのよう。包丁を入れると、青い血(本当)が流れ出すのも不気味です。また茹でると生臭い匂いが漂ってくる始末。

出来立てのカブトガニ入りスープと炒め物を食べたのですが、正直、カニの味とはほど遠く、カンブリア的・ピテカントロプス的な味と言うのでしょうか…表現しがたい変な味。この私、イカとナスビ以外は何でも食べる事で知られているのですが、調理の不気味さも相まって、2口ほど食べてご馳走様となってしまいました。悔しいかな、私の完敗です…。
家に帰ってから、今回の敗北に納得がいかないのでカブトガニについて調べてみました。百科事典をよく読んでみると次のように書かれております。
「カブトガニ:美味しくなく、日本では食用にもされず、魚網にかかり、網を破るので漁師に嫌われる。多く取れると、田畑の肥料、釣りの餌、家畜の飼料として使われていた。生物系統的にカニよりも、クモやダニに近い。」
私、どうやら、クモやダニの親戚を食べてしまったようであります…。
ビーテルズがハノイについにやって来ました。え!「テ」と「ト」を間違えて、「ビートルズ」じゃないの?しかも、ビートルズって、とっくの昔に解散してるんでは?、、、、という声が聞こえてきそうですが、やって来たのは、オーストリアから来たビートルズのコピーバンド「ビーテルズ(BEATELS)」でした。コピーバンドとは言え、あなどる無かれ!既に全世界でライブをこなし、ビートルズ発祥の地「キャバーンクラブ」でも演奏を行い、地元っ子にも認められたスーパーコピーバンドなのです。(私も、彼らが来て、WEBで見て初めて知ったのですが)
まだまだベトナムは金銭的に余裕の無い国です。おそらく高いチケットを払える人が多くないからなのか、めったな事ではスーパースターはやって来ません。マイケルジャクソンもマドンナも、ワールドツアーを何度も行っても、ベトナムには来てくれません。15年ほど前に、奇跡的に「カントリーロード」の故ジョンデンバーが来てくれたぐらいでしょうか。ゆえ、今回のビーテルズの来越は、ハノイっ子達を沸かせてくれました。

最前列席VND300,000(約1,600円)のチケットを、会場前にいたダフ屋からVND100,000(約550円)で購入(安っ!)。「19時開場、20時公演」との案内でしたが、私が着いたのは20時20分。既に始まってると思いきや、会場は観客整理の真最中。ビーテルズもベトナムタイムに合わせているようです。約40分遅れで始まったコンサートのオープニングは「プリーズプリーズミー」。グレーのスーツにネクタイ、60年代初頭の優等生ルックスでの演奏です。完全なコピーを目指しており、ビーテルズの4人がそれぞれビートルズのジョン、ポール、ジョージ、リンゴの4人を演じて、ボーカルも各々で担当する凝り様です。ただ、残念なのはリンゴ役のドラマーが私より太っていた事でした。前半1時間はビートルズ初期のロックンロールナンバーが中心。「ツイストアンドシャウト」では雰囲気も絶好調に達し、シャイなハノイっ子達が踊り狂っておりました。

休憩を挟んでの後半、衣装替えも新たに今度はサージェントペパーズのカラフルな服装での登場です。後半はビートルズ後期のナンバーが中心。「オールユーニードイズラブ」「ストロベリーフィールズ」など、ライブでは難しい曲は生演奏でなくテープでやりこなし、なかなかのお手並みです。「レットイットビー」「ドントレットミーダウン」は、ベトナム人にもよく和むメロディーなのでしょう。会場も大合唱となりました。
たっぷりと楽しんだ2時間でした。今度は、本物のスーパースターがベトナムにやってくる事を望みます。

ロジテムベトナムは総合物流・サービス会社です。事業の一環として、「引越業務」も行なっております。今回は、仕事の紹介も兼ねまして、ベトナムでの引越の事情を紹介したいと思います。
海外での引越は、特に難しいものでもなく、日本では〇ート引越センター、サ〇イ引越センターさん達が行なっている仕事と基本は同じです。ただ、海を越えての引越ですので、船、飛行機も利用され、通関などの仕事も加わります。お客さまは日本人、実際に作業を行なうのはベトナム人、、、我々の仕事はお客さまとベトナム人スタッフとの橋渡しみたいなものです。
ベトナムでの引越は、まずは引越荷物のあるアパートの受付嬢・守衛達との「戦い」からはじまります。まだまだ治安の良くないベトナムでは、引越業者であろうと、なかなかアパートの中には入れてもらえないのです。アパートに入るには、身分証明書を提出し、「アパートの物品を壊したら弁償します」等が書かれた誓約書にサインをさせられ、さらにはエレベーターの利用代?等の名目でお金を徴収されたりしてやっとアパートに入場出来ることになります。
アパートに無事入り、お荷物のある部屋に入りますと、まずは荷物の梱包が始まります。梱包に際しての弊社ロジテムの自慢は「ロジテムアマゾネス軍団・引越の女達」であります。引越といいますと屈強な男達の仕事のイメージがありますが、ここベトナムにおきましては、一般に男はだらしなく、すぐにさぼってしまいます(ベトナム4200万人の男性陣、言い過ぎてゴメンなさい!)。そこで起用しましたのが女性です。弊社の女性引越スタッフは懇切丁寧、一生懸命、愛想一杯、美人アイドル系?です。女性スタッフが一生懸命に働きますので、力仕事で来ている男性スタッフも休む事が出来ず、仕方なく一緒に一生懸命に働いてくれます。いい相乗効果?と思われます。


お昼になると困るのが「食事場所」です。引越で現場に来ているので外食になってしまうのですが、スタッフは給料も安く、街中で食べるのには負担が大きいようです。何とか、安い食堂を探すのですが、時には見つからず、高いランチになってしまう事もしばしばです。そんな時には、「今日は俺が払うよ」と一言。スタッフには、気を使っているんですよ。
ベトナムでの引越は時間が勝負です。夕方になると、通勤時間のために通行規制が始まり、荷物を積んだトラックが走る事が出来なくなってしまうのです。せっかく荷物を積んだのだからと、通行規制時間に走り出したりすると、必ず交通警官より「止まれ!」と制止されてしまいます。こういう時には、コーヒー代(現金)を交通警官に渡して逃げ切るなどの裏技もあります!!
最近運んだもので印象深いものは「400KG級金庫」。日本では、空圧式の便利な搬送機器などがあるようですが、ここはベトナム。添付写真をとくとご覧あれ!ベトコン魂はあなどれず。竹筒2本とベルトのみで、見事に金庫を運びきりました!!
日本人女性観光客の間で、ベトナムの民族衣装、アオザイを仕立てるのが、以前にも増して流行っています。
しかし、男性も負けてはいられません!今回は、ハノイで「歩くMen’s Fashion」と呼ばれる駐在員(編集部注:ウソ)がスーツを仕立ててみましたので、早速、皆様にご紹介したいと思います。
ハノイのスーツ仕立ては、まず生地(きじ)選びより始まります。場所はハノイ中心部ホム・マーケット横にある生地通り。数十件の生地専門店が並んでいて、この中から好みの生地を購入します。シルク、コットン、ナイロンなど材質様々、色柄・原産地も豊富で、必ず気に入るものが出てくるはずです。

生地を買ったら、次は仕立屋に向かいます。今回、私が足を運んだのはドゥックチン通りにある「アダム・タイン」という老舗店。この店にはロジテムの駐在員N氏が持ち込んだファッション雑誌が置いてあります。雑誌を捲りながら、かっこいいデザインの写真を指差して同じスーツを作ってもらいます。私が選んだのはブラッド・ピット似の若者がポーズを決めている写真です…この際、自分のメタボリック体型は考えなくてもいいようです。

1週間後、スーツの型のみが出来た時点で、試着日が決まります。私の体にフィットするよう、最善を尽くしてくれているわけです。日本でも、ここまでしてくれる店はそうそう無いと思います。

そして更に1週間後、いよいよスーツの完成です!目にも鮮やかな純白なスーツです。私の着こなしも抜群!「ベトナムにロバート・デ・ニーロ現る!」といったところでしょうか。ちなみに、気になるお値段は生地・仕立料を含めてVND1,600,000(1万円)ぽっきりです(スーツに合わせるために買った白い靴のほうが高かった…)皆様も、是非お試し頂ければと、思います。
3月27日、28日の2日間、ダナン国際花火大会が開催されました。ベトナム初の国際花火大会ということで、ベトナムのほか、カナダ、香港、マレーシアと、3カ国の花火師が招待されました。国際花火大会のための準備期間中は、ソンハン橋やホテル、街の街路樹などあらゆるものにイルミネーションが飾りつけられ、街全体が明るく、活気に満ちていたことは言うまでもありません。ひとめ花火を見ようと花火大会の1か月前には、川沿いのホテルはすべて満室。近隣の省を始め、遠くはハノイまたはホーチミンからもバイク、バスなどにて観光客が訪れ、ダナンは、これまでにない盛り上がりをみせておりました。
1日2カ国ずつの公演で、1日目はベトナム、香港、2日目はカナダ、香港が多数の打ち上げ花火、仕掛け花火が夜空に広がりました。非常に幻想的な世界を異国で体験出来て、駐在している日本人からもとても好評でした。大会競技の優勝はカナダ、第2位は香港、第3位はマレーシア、ベトナムは敢闘賞でした。来年以降も、花火大会は継続されることが決定しており、日本の花火がダナンで打ち上がる日も近いかもしれません。
日本では、これからが本格的な花火の季節となりますが、是非、ベトナムの国際花火大会ものぞいてみてはいかがでしょうか?

